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ユ·ヒヨルの「盗作」認定に…原曲者の坂本龍一が明かした立場

法的措置が必要な水準でない…ニューアルバムの応援も

해바라기
2 years ago


(このニュースは情報提供が目的であり商業的な意図全くありません)


歌手ユ·ヒヨルが、日本映画音楽の巨匠である坂本龍一の曲を盗作したという疑惑を認めて謝罪した中、坂本龍一が20日に立場を明らかにした。彼は、「全ての創作物は既存の芸術に影響を受ける」とし、「(ユ·ヒヨルの曲は)法的措置が必要な水準とは見られない」とした。


(この写真の著作権は朝鮮日報にあります)

歌手ユ·ヒヨル/News1


ユ·ヒヨルは今月14日、所属事務所「アンテナ」の公式Facebookに、「『ユ·ヒヨルの生活音楽』プロジェクトの2番目のトラックである『とても私的な夜』と、坂本龍一の『Aqua』が似ているという情報提供を検討した結果、曲のメインテーマが十分に似ていることに同意することになった」と書き込んだ。


「ユ·ヒヨルの生活音楽」は、ユ·ヒヨルが昨年8月から進めてきたプロジェクトであり、「日曜日の午後」、「とても私的な夜」、「夕方の約束」などの8曲と演奏用の楽譜集が含まれたLPが、今月発表される予定だった。


ユ·ヒヨルは、「長い間最も影響を受け、尊敬するミュージシャンであるため、無意識のうちに私の記憶の中に残っていた類似した進行方式で曲を書くことになった」とし、「発表当時に私の純粋創作物だと考えたが、2曲の類似性は認めざるを得なかった」と述べた。


続けて、「十分に考えることができず多くの方々に失望を与えたことについて、謝罪の言葉を申し上げる」とし、「何より坂本龍一先生とファンの方々にご迷惑をおかけしたことに対して、謝罪の言葉を申し上げる。長年のファンの立場から、坂本先生の健康が非常に良くないという事実がさらに心を痛める」と、頭を下げた。またユ·ヒヨルは、LPの発売時期を延長し、坂本側との連絡を通じて著作権関連問題を整理すると明らかにした。


坂本龍一は20日に立場文を出し、「私に本事案を情報提供して下さったファンの皆さんと、この件について公に明かそうとしたユ・ヒヨルの率直な意図に感謝する。2曲の類似性はあるが、私の作品『Aqua』を保護するための何らかの法的措置が必要な水準であるとは考えられない。そして、私の楽曲に対する彼の大きな敬意が見られた」と述べた。


続けて、「私は、私が愛して尊敬し、多くの事を学んだバッハやドビュッシーからも、確実に強い影響を受けたいくつかの曲がある。しかし、私がバッハやドビュッシーのようなレベルで自分を見ているわけではないため、誤解はしないでほしい」と付け加えた。


坂本龍一は、「全ての創作物は既存の芸術に影響を受ける。(責任の範囲内で)そこに自身の独創性を5~10%ほど加味するのであれば、それは素晴らしく感謝することだ。それが私の長年の考えだ」とし、「私はいまだに自分が創る全ての音楽において、独創性の比率を上げるために最善を尽くしているが、容易ではないことだ。しかし、それもまた芸術を美しく創ることだと考えている」と述べた。最後に彼は、「ユ・ヒヨルの新しいアルバムに幸運を祈り、彼にとっての最高を祈願する」と文章を終えた。

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